目標設定はなぜ必要?目標設定メソッドも大公開!!

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2019年も早いものでひと月が経過しようとしています。
あなたは今年の目標、決めましたか?
また決めかねているひとは、この記事を参考に是非目標設定してみてください。

目次

目標設定が必要なわけ

1月に目標を決める人、12月に目標を決める人、3月決算の会社であれば、事業年度の4月に目標決める人、様々だと思います。
そもそも、なぜ、目標設定が必要なのでしょうか?
私自身は、実は、仕事の目標を決めるのが一番イヤでした。
会社の事業計画が降りてきて、それを実現するための目標を設定する。
やらされ感が自分の気持の大部分を占めていて、なんのための目標かがいつも曖昧でした。
   今年2019年は、2018年12月に目標を立てました。
1月からしっかり実行できる目標を立てたくなったからでした。

そもそもなぜ目標設定が必要なのでしょうか?
このことをまず理解しないと、目標設定は無意味なものとなります。

A.モノゴトの進み度合いを把握するため

Aのパターンはビジネスシーンではよくあることです。
上司にプロジェクトを実行するための目標設定を命じられます。
そのプロジェクトを成功に導くためには、当然進捗状況を把握していかなければなりません。
このことは、サラリーマン経験のある多くの方はおわかり頂けると思います。

B.より着実にやりたいことを実現するため

もう一方で、Bのパターンは自己実現するための目標設定といえます。
マズローの5段階欲求にも表されるように

出展https://kigyotv.jp/news/maslow/


人間の欲求は生理的欲求→安全の欲求→集団帰属欲求→承認欲求→自己実現欲求とランクアップしていくと言われています。
まさしく、生きる源である最高の欲求を満たすものが、自己実現であり、それを叶えるために目標設定が必要だといえます。

目標設定においては、数々の方法が世に出回っています。
その方法を知る前に、目標設定で気をつける点を先に上げておきます。

目標設定で犯しやすい5つの間違い

目標設定失敗例1:具体的でもなく、数値化もされていない目標を立ててしまう

目標は具体的にすること、そして、目に見えるよう数値化することが重要です。
例えば、痩せるということを目標としても、いつまでに何kgと設定してなければ、実感が湧きにくいです。
軽くなってきたかな?という感覚的なものはあるかもしれませんが、、、。
体重計に乗って出た数値が、毎週下がってくるとモチベーションも上がってきます。
具体的、数値化していない目標は達成しにくいといえます。


目標設定失敗例2:非現実的な目標を立ててしまう

現実的でない目標は、やる気がそがれます。
例えば、今週1冊の本を読むというのは、達成可能ですよね?
では、今週100冊の本を読むというのはどうでしょう?
フォトリーディング
などの手法を極めた方で、1冊30分で読めるような人は現実的かもしれませんが、、、。
一般人が1冊1-2時間で読めるとしても、週100時間~200時間、読書に割り当てるのは不可能でしょう!?
目標は、達成するために継続することが必要であり、現実的ということは重要な要素です。


目標設定の失敗例3:目標の優先順位を決めていない

複数の目標を設定している場合、優先順位を決めておかなければなりません
ポイントとしては、時間的期限があるものを最優先で考えます。
期限や締め切りがない場合は、影響力が高いものを優先に考えましょう。
重要性と緊急性のフレームワークは、有名なビジネスフレームワークです。

出展https://40exchange.com/jikannkannri-103


Bの領域を優先的にすることで絶対に行うべきAの領域の仕事をこなすことが可能です。
目標設定の参考にしてみてください。

目標設定の失敗例4:どこのように目標を達成するか計画しない

目標を実行するための計画を立てます。
大目標を達成するため、ミニゴールをいくつも作っていくのがお勧めです。
自分が実践しているのは、原田式メソッドです。
2週間毎の目標を設定。
目標達成の効果測定をしながら、大目標をクリアしていくのです。
詳しい内容は、コチラをご参照ください
原田メソッド

設定の失敗例5:現在の目標に対する前進を評価しない

目標設定した後の失敗例として、目標を忘れてしまうということがあります。
目標に対して、実践できてるかの進捗状況を常に把握し、評価することが大切です。
そのために、目標はいつも目に見えるところに掲げておくのが有効です。
朝起きたら目にする壁に目標を書いた紙を張り出しておく。
パソコンの起動画面に目標設定を貼りつけておっくい。
スマホに目標一覧を保存しておき、いつでも目に留まるようにしておく。
など。。。
この方法は、神田昌典さんの著書、「非常式な成功法則」が参考になります。

目標設定において、失敗しない方法、おわかりいただけたでしょうか?
次章では、より具体的な目標設定方法を公開します。
ここにでているメソッドを習得すれば、あなたは、目標設定のプロといえます。
ぜひ、実践してみてください。

目標設定メソッド6選

1.ベーシック法

ベーシック法とは、「目標項目」「達成基準」「期限設定」「達成計画」の4ステップで作る目標設定方法です。

目標項目

「目標項目」については、何を達成するのか?の項目です。
向上・強化していくのか?
改善・解消を目的とするのか?
維持・継続を主とするのか?
創出・開発といった新しいことに着手するのか?
主にこれら4つの観点から項目設定していきます。

達成基準

どれくらい出来るようになればゴールなのか?
明確な数値を設定します。
そのための3つの基準を紹介します。

数値の基準:毎月50km走る
状態の基準:一度に10km走り続けられる
スケジュールの基準:今年中にフルマラソンを完走できる

といった具合に、3つの基準をもとに数値化し、達成基準を設定します。

期限設定

3年後、5年後、10年後といった期限はより大きな目標となってきます。
オススメは、2週間毎に期限を設けて、効果検証していくことです。

オススメ記事はコチラ⇒ 原田メソッド大公開


達成計画

達成計画を具体的にすることにより、行動に移す事ができます。
行動しなければ、良い結果も悪い結果も出ません。
そのために達成計画は必須のものとなります。
先のランニング目標で言えば、
一月50km走るのに、3日一度5kmを走る。
月10日走れば50km達成出来るといった具合に、計画を立てて行きます。

2.三点セット法

ベーシック方をより深く掘り下げた方法です。
三点セットの項目は「テーマ」「達成レベル」「達成手段」の3つです。

テーマ

テーマとは何を達成するか?のことです。
このテーマを見つけるために、3つの方法があります。

(1)正早案楽(せい・そう・あん・らく)

  ・正:よりきれいにする。
  ・早:より時間をかけずにきれいにする。
  ・安:よりお金(あるいは手間)をかけずにきれいにする。
  ・楽:より体や頭を使わずにきれいにする。
  これは、業務改善の用語でありますが、自身の目標設定にも応用可能だと思います。

(2)自己否定による影響分野発見法

  「自分が〇〇がうまくいかなかったら、どんな問題が起きるか?」を考え、テーマを具体化する方法です。
  例えば、
  A.自分の体型管理がうまくできなかったら。。。
  B.服が合わなくなったり、異性に好かれなくなったり、体を動かすのが億劫になる。。。
  C.だから、ダイエット、運動で体型をベストに保とう。。。
という具合。
〇〇に自身の問題点を入れ込むと、問題解決の具体的なアクションにつながるテーマが見つかるかもしれません。

(3)プロセスチェック

今の自分が当たり前のようにおこなっているルーティーン作業を見直すときに効果的です。
例えば、もっと睡眠の質をあげようと思いついた場合、帰宅してから寝る迄の行動(プロセス)をチェックしてみるのです。
寝る前にスマホやパソコンをいじってみたり、入浴後にコンビニに買い物にいったり、就寝直前に間食をしたりということはないでしょうか?
  ・就寝1時間前はスマホパソコンをいじらない。
   ・入浴後が外出しない
   ・就寝1時間前は食事を取らない。
  ・究極、寝る部屋には、ベット布団以外ものを置かない
  などの、具体的目標が見つかるかもしれません。

達成レベル

達成レベルは実現可能で少し努力が必要なものにします。
数値化することが有効的だということは、皆さんおわかりだと思います、。
しかし、0か100かといった厳しすぎる目標、実現可能性が低い目標というのは効果的ではありません。

例えば、
「今年は無駄使いを0にする」といった内容は定義が曖昧です。
また、疲れてチョコを食べたくなったとき、そのこと一つで積み上げてきた努力が徒労に終わってしまいます。

他にも、「今年は絶対ジムに週3回行く」という目標も、インフルエンザ等にかかり物理的にダメなこともありえます。
0か100かという目標設定は気をつけたほうがいいでしょう。

達成手段

今までのやり方を少しだけ変えてみる
例えば「人脈を広げよう」という目標に対して、異業種交流会などの出席があまり効果を示さなかったとします。
そういった場合、自分の趣味のコミュニケティに参加するというのも手です。
ゴルフだったり、登山だったり、ランニングだったり。
意外に経営者層や趣味の深い話題により、その道のプロ足る方と知り合うケースも多いです。

また、Facebookの交友関係が増えなければ、ツイッター、インスタなどの他のSNSもやってみる。
もしくは、相互に連携させて見るというのも視点を変えるという意味で効果を発揮するものです。

今だから出来ることは何かを考える
人脈拡大という目標に対して、その時期にしかできないことを考えてみることも効果的です。
例えば、4月は花見会に参加してみる。
6月は誘われたバーベキューはすべて参加してみる。
など、新しい角度から達成手段を具現化出来る可能性が出ます。

3.ベンチマーク法

「ベンチマーク法」とは目標を立てるにあたって、ライバルをベンチマーク(水準点)に設定する方法です
「ベンチマーク法」を友好的に活用するには、
「自分がベンチマークを超えた先に何があるのか」「自己分析とライバル分析」「ライバルが成功している要因は何か」の視点が重要です。

「自分がベンチマークを超えた先に何があるのか」

本来「ベンチマーク法」はビジネスシーンで活用される目標設定方法です。
したがって、”ベンチマーク”を超えた先には、顧客の評価があります。
自分の目標設定の場合には、「自分がどうなりたいか?」という視点が大事です。
その視点で、「ライバル」「自分が理想とする相手」を選びます。

「自己分析とライバル分析」

「ライバル」「自分の理想とする相手」見つかったら、自分とライバルとの差異を分析します。
「今の自分のレベル(今、自分はどこにいるのか?)」
そして、
「ライバルのレベル(ライバルはどこの地点にいるのか?)」
を分析します。
分析をする際は、ベーシック法で使った3つの基準で行います。

「ライバルが成功している要因は何か」

特に重要なことは、「ライバル」「自分の理想とする相手」が自分より優れている点を明確にすることです。
その優れている要因を「KFS=Key For Success」といいます。
目標達成に最短距離で到達するために、欠かせない視点です。

例えば、物凄くスタイルの良い「ライバル」「理想とする相手」にその秘訣を尋ねたところ、毎日ジョギングしている事実をしります。
自分も毎日ジョギングをしだしたものの、なかなか効果が表れません。
改めて「ライバル」の様子を観察すると、自分よりもかなりヘルシーな食生活がしていることが判明しました。
このように、「KFS」を具体的、詳細に明らかすることが重要だとお分かりになるはずです。

4.ランクアップ法

ランクアップ法は確実に自分を成長させるため目標を6つの切り口で考えます。

改善、代行、研究、多能化、ノウハウの普及、プロ化がそれです。

改善

現状のネガティブな部分に着目し、それを改善する方法を目標設定とするものです。
たとえば、「腹が出ている」「酔っぱらって失敗する」「異性にモテない」などです。
汎用性が高い切り口を言えます。

代行

「自分よりレベルの高い人たちの仕事を代行できるようになる」という切り口で目標設定することです。

研究

あるテーマについて、自分取り入れられるか?取り入れるメリットがあるか?を研究することそのものを目標設定とする切り口です。

たとえば、フルマラソンの記録更新のために、どんな練習方法が効果的か?
記録向上に役立つランニングシューズ、サプリはどんなものがあるか?
これらのことを比較検討するなどです。

多能化

今持っているスキルやノウハウに加えて、異なるジャンルのスキルやノウハウを取り入れ、目標項目を設定するという切り口です。
例えば、プロ野球選手が、自主トレで違うスポーツの選手と行い、その練習方法を取り入れたりすることなどです。

ノウハウの普及

自分のスキルや経験を、他の人教えられるように、ノウハウとしてまとめる形で目標設定する切り口です。
例えば、マラソン記録の向上のために、自身の練習方法、完走レポートなどを取りまとめたり、SNSで発信したりする行動です。
自分のノウハウの普及という切り口から生まれる発想です。

プロ化

スキルやノウハウを専門家レベルまで高める形で目標設定する切り口です。
権威性を高めることにもつながります。
例えば、趣味で行っている筋トレのノウハウを、スポーツトレーナーの認定資格を取得し、プロレベルまで引き上げるといったことが考えられます。

5.スマート法

「SMART」はベーシック法の4つの項目のうち、目標項目設定の精度を上げることに活用できるツールです。
SMARTのアルファベットは、下記の意味があり、語源はその頭文字をつなげたものです。

・S:Specific(明確かつ具体的である)
・M:Measurable(測定可能である)
・A:Achievable(達成可能である)
・R:Result-based(成果に基づいている)
・T:Time-line(期限がある)

S:Specific(明確かつ具体的である)

誰が読んでもわかる、明確で具体的な表現や言葉で表すこと。
中学生までで習う、平易な言葉を使うことが寛容です。

M:Measurable(測定可能である)

目標の達成度合いが本人にも、また、上司及び第三者にもにも判断できるよう、その内容を定量化して表すことです。

A:Achievable(達成可能である)

希望や願望ではなく、今の自分にとって実現可能レベルかどうか。
現実的な目標であることが重要です。

R:Result-based(成果に基づいている)

設定した目標が、職務記述書に基づくものであるかどうか?
自分が属する部署の目標、さらには会社の目標に関連する内容になっているかどうかを確認することです。
目標設定については、特にこのRが大事で、当事者意識とモチベーション持っていないと向き合えません。
達成意欲を持ち続けるために、この視点がブレてしまうと何にもなりません。

T:Time-line(期限がある)

いつまでにその目標を達成するのか?
期限を明確にすることが必要です。

6.オープンウィンドウ64(マンダラート)

世界でも類をみない、二刀流大谷翔平選手が高校時代に活用した目標設定方法です。

マンダラートとも言い、現在、一番旬な目標設定方法といえるかもしれません。
紙などに9つのマスを用意し、それを埋めていくことにより、アイデアを整理、思考を深めていくことができます。
詳しくはコチラの記事を参照ください⇒ オープンウィンドウ64!二刀流大谷翔平の凄さの秘密!!

目標設定で大事なこと

ワクワクすることを見つける

目標設定は大事ですが、実行できなければ意味がありません。
実行できるための、目標設定は、前章までの目標設定方法を参考にしてください。
実行するためには、継続できる良い習慣化が大事です。
そのためには、ワクワクできる目標設定が、一番大事だと考えます。
人間、楽しいモノは継続できる可能性が高いからです。

やらなければと思っていることは、本当はやらなくてもイイ!?

やらなければならないということを目標にしてはいないでしょうか?
社会的通念や既存の慣習などにより、本当は大事なことではないケースが多々あると思います。
会社の与えられた仕事などは、本当に必要なのか?
吟味せずに目標値となっているケースもあります。
自分自身の目標も、本当はやらなくてもいいような内容になっていないか?
本当にやりたいことが目標になっているか?
しっかり、設定してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょう?
目標設定といっても、調べてみると多くの方法がありました。
しかし、大事なのは、その方法論を取得するのではなく、
自分の人生が豊かになるために活用することだと思います。
今年の目標を立ててない方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、目標設定している方も、改めて今年の目標を見直してみるのはいかがですか?

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