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ワラーチ(ランニング用サンダル)の魅力満載レポートがコチラ!!

暑い夏が続きますね。

連日の猛暑で、身体もまいってしまいますが、サラリーマンにとって革靴も結構ナンギです。

そんな折、先日、たまたまご縁があって、ランニング用の夏サンダル、ワラーチに出会いました。
自作で作って以来、通勤時に使用しています。
本来の目的は、違うところにあるのですけどね!?

今回は、このワラーチの魅力について、解説していこうと思います。

ワラーチとは?

ワラーチという言葉は聞いたことがあります?
サンダルという言葉は?

ワラーチはドラマ”陸王”でちょっと有名になりましたが、ランナーの間ではちょっと知られたサンダルなんです。
メキシコ北西部のアメリカ州の先住民族タラウマラ族(ララムリ族)は”走る民族”と呼ばれています。
タラウマラ族(ララムリ族)は、日常的に長距離を走ることから”走る民族”と呼ばれています。
その”走る民族”が履いている履物(サンダル)こそがワラーチです。

ランナーなら聞いたことがある、大ベストセラーを記録した「BORN TO RUN 生走るために生まれた」の中でタラウマラ族(ララムリ族)が紹介されています。
この民族が履いている謎の履物として、ワラーチが大きな話題を集めるようになり、注目を浴びるようになったのです。

ワラーチのメリット、デメリット

その1 裸足感覚で走れる

ワラーチはソールが薄い履物です。
そのため、裸足感覚で走ることが出来ます。
着地時の衝撃がダイレクトに足に伝わってきて、まさに素足で走っている感覚があります。

一般的なランニングシューズは、ソールが厚いため、地面からの衝撃を吸収し、足への衝撃度合いを減らす役割があります。
しかし、ワラーチはそういった機能は一切ないため、地面からの衝撃がもろに足に伝わってくるのです。

地面に接地した時の衝撃、感覚が直に足裏から足へと伝わってくるので、人間が持つ足本来の機能を最大限に活かかされます
人間の足は接地時の衝撃を緩和するための機能を元々備えています。
ランニングシューズを履くことにより、足が過保護になり、シューズの機能性に頼ってしまっている事を知るひとは少ないでしょう。

ワラーチでなら、頼ることが出来ないため、足本来の機能を蘇らせることが出来ます。

その2 故障しにくい走り方を身に着けることが出来る

ワラーチは、着地時の衝撃がもろに足に伝わってきます。
そのため、体は自然と衝撃を受けない走り方をしようとします。
足が本来持っている緩衝機能をフル稼働させ、さらに接地時の衝撃が膝やスネに伝わりにくい走り方になっていくことで、故障しにくい走り方を身に着けることが出来るのです。

また、フォアフット走法やミッドフット走法といった走り方を自然に身に着けることが出来ます。
そのことにより、故障しにくい走り方を身に着けることが出来るのです。

その3 開放的で気持ちが良い

ワラーチを履くと物凄く開放的で気持ちいいです。
ランニングシューズは足全体を覆っています。
ワラーチは、覆いがなく、開放的で気持ちよくランニングを楽しむことが出来ます。
そして、履くとわかるのですが、非常に軽く身軽に走ることが出来ます。

ワラーチを履いて走る唯一と言っていいデメリット

それは、外的なものにぶつけたりして、怪我をするリスクがあります。
ワラーチは、正しい走り方を身に着けて怪我をしにくい脚にすることは出来ます。
しかし、逆に外的要因でなくても、ワラーチによる怪我を誘発してしまうケースもあります。
特にランニング初心者より、ランニング中級者以上でワラーチ初心者は注意が必要です。
いきなりワラーチを履いて、長い距離を走ったり、速いペースで走ってしまうと足を痛めてしまう可能性が高いのです。

ワラーチはソールが非常に薄いです。
ランニングシューズと違って高機能なクッション素材もありません。
自分もワラーチを履いて1週間後に30分程度走りましたが、足裏が痛くなりました。
慣れないフォアフット、ミッドフット着地になるため、ふくらはぎの筋肉が張ってきます。
また、中足骨に負担がかかるため、疲労骨折を起こすリスクもあります。

ワラーチの作り方

用意するもの



夏場は本当に開放的で、気持ちのいいワラーチ。

1つ目作り、なるべく慣れるために、通勤時でも使用しています。

通勤時の使用でも、意外なメリットが多数。

ちょっとそのあたりも紹介してみますね。

ワラーチで通勤してみた効用

1.締め付けがなくて楽

サンダル以上の開放感で快適です。
裸足感覚が養われ、この開放感を味わうと、すべての靴の締めつけ感が嫌になります(笑)

2.雨の日は特に快適

雨の日の革靴通勤。
靴下が湿って、気持ち悪く、脱ぎたいという衝動にかられたことが、どなたにも、一度や二度あるのではないでしょうか?
ワラーチだとそういったストレスが一切ありません。
むしろ、水たまりをチャプチャプして歩くのが心地よい位!
ただし、あまり長い時間歩くと、水ぶくれになる可能性もあるので、注意が必要です。

3.革靴が長持ち

自分は通勤時はワラーチにしています。
昼間は革靴で取引先訪問するのですが、使用してる時間が短くなるため持ちます。
特に雨季の時期等は、靴の傷みが早いので、コスパ的にもいいと思います。

自分もワラーチ初心者なので、諸々疑問点をYahoo知恵袋などで調べてみました。

Q&Aとして、次章でまとめておきます。

Q&A

Q1.マメとか靴擦れとかできないの?

A1.フルマラソン程度なら出来ないと言われています。
初めて作ってから、1週間通勤に使用しても大丈夫でした。
普通の靴なら、ほぼほぼ靴ずれ起こしますが、ワラーチはそれはないと思います。
おそらく、自分の足に合わせて作るということと、カカト部分にも紐がまわってるので、力が分散されること…などが原因かと思います。
また、そもそも、ソール部分しかないので、重さが軽いということもあると思います。
但し、雨の日の長時間使用などは、水膨れできる可能性はあがると思います。

Q2.足の裏とか痛くないの?

A2.これも、脚が出来てくると、平らな道を走る分には痛くなくなります。
通勤で使用して1週間後、4kmを30分ほどかけて走ってみた時は、足裏痛くなりました。
路面の情報が、ダイレクトに脚に伝わるからだと思います。
3日後に実施したときは、30分走っても足裏痛くなることはなくなり、2kmほど距離を伸ばしました。
ワラーチを履いて走っていると、脚が出来てくるとともに、足裏も強化されてくると思います。

Q3.膝壊しそうだけど、大丈夫?

A3.カカトから着地すると膝や腰に悪影響がでてきます。
ワラーチで走るときは母子球のあたりから着地して、カカトはあまり地面に着けません。
フォアフッド、ミッドフッド着地で走ることにより、衝撃をふくらはぎや腿、腰と体全体で分散して受けます。
膝のみに負担がかからないように体全体で路面の衝撃を吸収するのがポイントです。
最初は慣れが必要ですが、そのうち脚を壊さない普通の走り方になっていくそうです。

Q4..寒くないの?(冬場)

A4.当然寒いです。痛いです。
ただ、それも慣れてしまうらしいです。
むしろ、ガンガン走った後は足が熱く感じるぐらいともいいます。
足元が熱く感じ、寒さに強くなります。
友人は月山の雪山を裸足でいきます。

Q5.それどこで売ってるの?

A5.市販してるものもあります(ルナサンダル等)。
私はワークショップで作りました。
靴底用のゴム(ビブラムシート)を通販などで購入し、あとは好きなパラコードで作ります。
作り方は前述を参照ください。

Q6.いくらぐらいするの?

A6.ビブラムシートが1,000円~2,000円ぐらい。パラコードが両足分(4m程度)で500円ぐらいです。
私はワークショップで参加費あわせ、3,000円で作りました。

Q7.それを使って走ると、何がいいの?

A.7ランニングシューズで走ると、クッションがしっかりしてるので、どういう姿勢で走っても、ラクに走れてしまいます。
逆に言うと、姿勢がいい加減なので、長距離(長時間)走ると、いい加減なところに負担がかかり体を壊す原因になります。
ワラーチで走ると、頼るクッションがないので、その分、身体でなんとか解決しようと、姿勢からなにからすべて鍛えられます。
その結果、怪我しにくい姿勢や筋肉が作られることになります。

ワラーチ生活2ヶ月で挑んだ109kmの功罪はコチラ↓

まとめ

ワラーチ通勤を初めて2週間になりました。

目下の課題は、ビジネスシューズを会社においておくか?持ち歩くか??

現在は通勤の間だけなので、ビジネスシューズを持ち歩いてます。

会社の執務室に入るまえに、ビジネスシューズに履き替え、カバンの中にワラーチを忍ばせて。

ペラペラなので、カバンの中に入れておいてもかさばらないのがいいですね。

そのうち、社内でも履いていられるような環境にできればいいのですが。。。

ちょっとずつ、いろいろ提言していこうと思います。

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